食事回数を減らしたら、幸福感が増した話
先日、定期健診で病院の先生に言われた一言。
「一日三食べるのが健康なんだから。」
どういう文脈で言われのか忘れてしまったのだが。。。
そもそも、一日三食食べるのが健康ってどういう根拠なんだろう?
その病院の先生も比較的若い方で、患者の話に耳を傾けてくれて自分にとってはとても信頼している先生なのである。
ただ、その何気ない一言が頭にこびり付いて離れなかった。
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断食を始めて変わった意識
というのもプチ断食をしてから、自分の中で食に対する意識が180度変わってしまったのだ。
健康のために食べる
↓
無駄に食べない方が健康
より自然治癒力に意識を向けるようになったからだ。
エネルギーを消化に浪費させるのではなく、回復させる事に使った方毎日のパフォーマンスもでるのではないかという意識。
一日三食伝説
そんな訳で、一日三食の根拠をネットで調べてみたのだけど所説ありすぎてどれを信じて良いのかは分からなかった。
でも、自分が思うのは。
育ち盛りの子供とご老人を一律に考えるのはおかしい。
一日ほぼデスクワークしている自分と、外で家を建ててる大工さんでは明らかにエネルギー消費量が違うはず。
要はケースバーケースだと思うのですよ。
なので、自分のライフスタイルに合わせて食事の回数も見直していくのが正解なのではないかと。
ちなみに、ヨガ的な考え方では一日二食ぐらいで良いようだ。
ヨガの考え方に沿って言えば、朝食はとらない方が好ましい。
午前はクレンジング・タイム、つまり体内の浄化の時間だからです。
よって、普通は朝昼晩と三食のところが、ヨガのライフスタイルでは、昼夜二食となります。
(出典:ヨガから始まる。/ ケン・ハラクマ著)
自分のライフスタイルにあった食事回数
自分の場合は仕事が一日ほぼデスクワークなので結局、
下記のような一日2回の食事になった。
一日を3つの区分に分けて、それぞれの時間で意識を変えて行こうと考えた。
①5:00(起床) - 12:00
体内のクレンジング(体内の浄化)を意識して排出する事を意識する。
- 常温の水と頭を働かせる為に多少フルーツをつまむのみ。
- 朝ごはんは不要
② 12:00 - 20:00
身体に必要最低限、質の良い物を取り込むことを意識する
- 昼食は玄米など出来る限り栄養価の高い物を食べる。
- 夕食は回復時間に向けてなるべく早めに済ませる。
- なるべく、お酒は飲まない。w
③20:00 - 翌5:00
内臓を休ませ身体を回復させる事を意識する。
空腹感の先にあるもの。
最近思うのは、意外と空腹も悪くないと思える事である。
空腹だと力が出ない!
空腹だと頭が働かない!
空腹は悪
ってのは商業主義的な社会から刷り込まれた常識なのではないかな。。
空腹でも意外と身体は動くし。
空腹でもインスピレーションが高まるのである。
そして、空腹とうまく付き合って行くというのは意外と幸福感に繋がるのでは、と思う今日この頃。
食べる事をただの惰性で行うのではなく。
食べる事、食べられる事に日々感謝を感じられる。
空腹感との付き合いがそれを教えてくれるからである。
最後に、
故スティーブ・ジョブズはかつて大学で行った伝説のスピーチの中でこう締めくくっている。
Stay hungry, stay foolish
僕は
「(現状に満足せず)貪欲であれ、探求し続けろ」
ぐらいの意味で僕は解釈している。
逆に言えば
人ってのは満腹になると、慢心してしまうとそこで思考停止に陥ってしまう。
そんな、深読みまでしたくなってしまう深みのある言葉である。
hungly(空腹)である事は、そんなに悪い事ではないのである。