ヨガで男磨き

焼き鳥と炭酸水をこよなく愛するヨガ男。ヨガ、ダイエット、筋トレ、日々の食生活に関して

ヨガとメンタルヘルス

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ある同僚の話

とある朝、上司から会議室に呼び出されました。1人の若手メンバーに
関する相談でした。チームの完璧ではない仕事に納得できず、彼は1人長時間残業し、
ストレスを溜め、1人心を病んでいるとの事でした。
なので、なるべく仕事の取りこぼしをしないで欲しいとのリーダーからの
お願いでした。もちろん彼の気質による部分もリーダーは十分承知しており
本人にもその気質を直さないと、自滅する事になるとの話はしているとの事でした。
自分の周りでも心の病で休職している同僚、辞めて行く方多いです。

インターネットの普及やAIの導入によってどんどん便利な世の中になって行くのに、
幸せという観点ではむしろ後退しているように思います。また、○○格差という言葉も
クローズアップされる事も多く、メンタル的にはより厳しい世の中になってきている
と感じています。

そもそもストレスって何だろう?

そもそもストレスとは、外部から刺激を受けたときに生じる緊張状態のことです。外部からの刺激には、
天候や騒音などの環境的要因、病気や睡眠不足などの身体的要因、不安や悩みなど心理的な要因、そして
人間関係がうまくいかない、仕事が忙しいなどの社会的要因があります。つまり、日常の中で起こる様々な
変化=刺激が、ストレスの原因になるのです。進学や就職、結婚、出産といった喜ばしい出来事も変化=刺激
ですから、実はストレスの原因になります。

厚生老総省 みんなのメンタルヘルスより

大切なのはコントロール感

自分はあまりストレスを感じていなかったりします。それは、もちろんヨガの
実践が大きいな部分でもありますが、仕事の面でも好きな事をしているという自負が
ありますし、ある程度仕事を任されているので自分の好きなように仕事が出来るからです。
上記の同僚の話でもそうですが、物事が思い通りに行かずコントロールできていない時
に人は大きなストレスを感じるのではないでしょうか。

コントロール感を高めるにはエネルギーレベルを高く保つ事

では、コントロール感(自制心)を高めるにはどうすればよいでしょうか?まず、コントロール感って
自制のエネルギーそのものだと思います。バッテリーをイメージすると良いでしょう。
朝起きて午前中はパワフルですが、午後はどんどん消耗して行き夜には消耗してコントロールが
効かなくなってきます。ですので、このエネルギーを高く保つことがコントロール感を高めるのに
大切です。

朝、ヨガを実践する事によりエネルギーを高める。

ヨガを早朝に実践する事により高いエネルギーに満たされた状態で一日を始める事が
できます。また、朝ヨガをするには夜は早く寝る必要があり、朝型の生活になり
生活の質の向上にもつながります。

整理整頓、断捨離し、身の回りをスッキリさせてエネルギーの浪費を抑える。

無駄な物は視野に入っているだけでも、エネルギーを奪います。また、整理整頓されて
居ないと、仕事の本筋とは違う部分でエネルギーを浪費してしまうので、日々断捨離
整理整頓をする事が大切です。

「平均的なビジネスパーソンは1日に190の情報が入ってくる。そして、
探し物をするためだけに1年間に150時間(=19日間)も浪費している」

リズ・ダベンポート『気がつくと机がぐちゃぐちゃになっているあなたへ』より

ルーチンを活用して自制エネルギーの消費を抑える。

通勤って行動がルーチン化しているのでエネルギーの浪費が少ないです。逆に初めて行く街って
移動に多くのエネルギーを必要とします。目的地までの情報収集、情報認識、判断、等、
非常にエネルギーコストがかかります。日常の雑多な事をルーチン化していく事でエネルギー
の消費を抑える事が出来ます。

マルチな才能を発揮していらっしゃる劇団ひとりさんもどこかの雑誌のインタビューで
日常をなるべくルーチン化して創作エネルギーを捻出している旨の話をしていましたが、同じ
理屈だと思います。


メンタルヘルスもフィジカルな健康と同じように日々意識的にメンテナンスしていく事が大切
ではないでしょうか。ヨガが考える理想的なマインドの在り方はシンプルである事。
究極的には早寝早起きでかつ十分睡眠をとる事が一番のストレス対策になるような気がしています。