過去最高の断捨離
先週末は、過去最大ともいえる断捨離をした。以前購入したスタンドアップパドルボード。私の6畳の部屋の3分の1のスペースを占拠していた。これ自体は時間があればまたやりたいと思っていたのだが、今はやりたい事が沢山あり、優先順位をつけてみた所、下位にランクインした為。手放す事にした。もろもろ数十万円、時間とお金をかけて、そろえた装備。未練が無いと言えば嘘になる。その結果。。
未練はエネルギーを奪う。
ボードはメルカリを使って欲しい人を募り、買い取ってもらった。全長3m近くあるボードだったので引き取りに来た方もその大きさにびっくりしていた。そして、ボードが無くなった部屋は自分でも忘れていたくらいのスペースを取り戻した。そして、私の心は物理的な側面よりも、内面的な側面でも解放されていたのである。
いつも心の片隅に存在する。「これ何とかしなきゃな。」という思いは、無意識下で私達のエネルギーを奪い取る。それは微々たる物かもしれない。しかし、毎日、積み重なるとこのエネルギーの浪費は結構馬鹿にならない。
今という軸で考える。
なぜ、物を捨てられないかというと、時間とお金を投資したモノに対する未練と、「いつか」という不確定な未来への淡い期待があるからだ。(しかし「いつか」という時間はいつまで待っても来ない。)
私はこんまりさんの「人生がときめく片付けの魔法」を読んだ事がある。その中で、物と向き合い「ときめく」かどうかという判断基準で、物を断捨離していく。このシンプルさが好きだ。
「ときめく」とは現代的に解釈するとワクワクするという感覚。古典的にいうと「よい時機にめぐり合って栄える。」という意味になる。意外と後者の意味も的を得てるなと思っていて、古い物に固執していると新しいチャンスを逃してしまう。
ワークペースを大切にしよう。
新たに空いた部屋のスペースで私は子供達共に今流行りのゲーム動画の配信を始めた。これが、思いのほか楽しく、子供達も目を輝かせて滅茶苦茶楽しんでいた。もっと早く、ボードを手放していれば良かったと思った。
今回思った事は、基本的には、新しい事を始めるには、先に古いもの(未練)を捨てなければならない。
つねに空間的、内面的にまっさらなフリースペース(余白)を用意しておく事が大切だなと。そうすれば、
突発的に新しい事がやりたくなっても、すぐに着手できるワークスペースになるから。
自分の生活スペースをモノで埋め尽くして身動きをとれなくしてはいけないのである。